care giver
夫はロンドンに1週間出張。普通は週末に旅行し無いようにしているのですが、4つほどミーティングが重なりそうだというので、やむなく週末を挟んで出張に。
でも、今回は彼のお母さんの誕生日が昨日だったので、週末ドイツに飛び、一緒にお祝いできるそうなので、タイミングが良かったです♪
私は5月からナニーさんに来てもらう日を増やしたので、夫が1週間いなくても週末さえ乗り切ればなんとかなりそうです。
さて、しばらく前から書いているずっと来てもらっているナニーさんのトラブル。
Care giverとは、ナニーさんやベビーシッターさんまた大人の介護ををする人たちのことですね。
現在のメインのナニーさんは娘が4ヶ月の時から来てもらっています。彼女自身、セラピーを必要とする子供との経験があったり、今もイーストベイで収入の少ない若い両親とその若い両親をサポートするDoulaの育成、コネクション、ネットワークを作るNPOを立ち上げるような人で、始まった当初からとっても頼りにしていました。頼んだ家事もいつも完璧で、何よりも当たり前のことですが、とても大切だったのは、決してドタキャンしない、遅刻しない人なのです。
なので、つい最近、、、5月に私が仕事を増やすまでは、全くLive cameraでモニターをしたこともなかったし、何の心配もしていませんでした。
問題が発覚したのは、私が仕事を増やしたことがきっかけ。
娘のCrib - 日本でいうベビーベッドの上には、Live cameraが取り付けられていて、部屋に入らなくても彼女がどんな状態で寝ているか見ることができるようになっています。
このカメラは彼女を一人部屋に移した時からずっとついています。というのも夜彼女が泣いても、私たちのベッドルームからiPhoneを使ってみることができるので、あやしに行ったほうがいいか?など部屋に入らず判断できるからなんです。
それは勿論ナニーさんも知っていて、彼女もこのAppをお昼寝時に使っていました。
それまでは週2日、時には3日だけ仕事をしていた私ですが、5月から仕事時間を増やし、週4日にしたんですよね。で、ちょっと寂しく、娘のお昼寝中の姿をモニターで見ようと思ったのがきっかけでした。
一番最初は、ナニーさんが、娘をベッドに入れ、ミルク瓶をもたせ、さっさと部屋を出て行ってしまい、寝かしつけるそぶりはなし。そして、そのあとも娘は眠りにつけないまま、1時間近くベッドの中で一人遊び。時には、「マ、マ、」と誰かを立ち上がって呼んでも彼女は娘の部屋に入ってきませんでした。
これは何か変だ、と思って、次の日は、リビングルームにもちょっとカメラをつけて、時々チェックすることに。
そして、次の日は、彼女がお昼寝から起きて泣いているにもかかわらず、45分間部屋に迎えに来ず、、、、、この時は、モニターするのではなく私が家に帰って娘を抱き上げたあげたかったのですが、ナニーさんのやり方をしっかり把握したかったのでモニターすることに。。。。
そしてその後も真ニターを続けてみていると、なんと彼女はダイニングテーブルで四六時中、ラップトップを開けて仕事中。。。。娘がランチを隣で食べている時もずっとコンピューターで仕事中。娘が呼びかけても首を動かすそぶりもなし。20分に一回ぐらいちょっと面白いことをして娘の気を和ませるといるといった感じでした。その後娘は家の中をひとりであそびまわり、娘があんなに無口だったことは見たことがありません、、、、きっとこういう状況がずっとつづいていたため、娘はナニーさんといる時はコミュニケーションできないと悟ったのだろうな。。。
他の日は、携帯で電話で友達と話すこと45分。その後もまた30分電話でおしゃべり。娘は一人で遊びまわり、時には高いところに登ってかなり危なそうな場面も。。。。
実は、ここ3ヶ月ぐらい娘がリモコンやそれぐらいの大きさのものを持って「Hello ??」「ah ha, bye bye」など電話をする真似をするので私たちは笑っていたのですが、よくよく考えてみたら私も夫も彼女の前で携帯で電話をすることはないのです。
ということは、真似ができるほど、ナニーさんは娘の前で頻繁に電話していたということだと、はたと気がついた私たち。
これがすべて1週間以内に起きたことです。
モニターし続けたのは、最初に見たのが1日限りの「たまたま」のことだったら、目くじら立てるようなことではないと思ったから。が、残念なことに、どうやら、これが私たちの目の届かないところでのスタンダードだったようで。。。。
女友達にも相談したところ、まあ考えの違いもあるし、人によっては事細かく「こうして欲しい」のディティールを伝えなくては無理」というアドバイスでした。
夫も私も、娘の一番大切な時にこの状況は続けることはできないと思い、夫が、モニターしてたことは言わずにナニーさんに話してみることに。「私たちのリクエスト」を伝えました。
娘の前で電話、コンピューターは緊急以外使わないこと
娘がベッド寝ないている時は、必要以上に泣かせないこと
泣いていなくても、誰かを呼んでいたら、誰かが彼女のためにいるということを知らせること
などでした。
問題なく、彼女は、わかりました、と言ってくれたのですが、、、、
その後も時間は減ったものの、携帯でテキストやコンピューターを開けることが頻繁にありました。
そしてその1週間後、彼女の方から「実は今立ち上げているNPOが忙しくなったので、急ではないが辞めなくてはならない」と。。。
このNPOの為に辞めなくてはいけないのは、初めてもらった当初からわかっていたことなので、私たちとしても彼女のプロジェクトが忙しくなったことにはとても嬉しく思いました。
でも、もし私たちが、いろいろリクエストしなかったら、娘の面倒を見る傍、自分の仕事もできる、と思っていたのではないかと思います。が、私たちが細かくリクエストしたことで続けられないと思ったのでしょうね。。。。
その決断には正直言って嬉しく思いました。もし彼女が辞めると言ってくれなかったら、こちらから理由を言って辞めてもらわなくてはいけなかったので。。。。
と、まあ、こんな感じです。
現在、友人から紹介してもらった人を一人面接していて、インド出身のシベット人の方で、Referenceの方々の話を聞くともうこの人で決まりだというぐらい良さそうな方です。時間やその他の条件を調整して、この人で決まるといいな、と思っています。